東レナイロン微粒子

東レナイロン微粒子は、ナイロン12から成る真球状の微粒子です。

東レナイロン微粒子は、東レが開発した真球状のナイロン微粒子です。耐熱、耐薬品などのポリアミド特有の性質はもとより、均一な粒子径、平滑な表面、優れた分散性などを有します。なめらかな滑り性、独特な柔軟性といった優れた特性により、東レナイロン微粒子は化粧品の分野、特にカラーコスメの基材として長年の実績を有しており、最近では工業製品での改質目的の添加剤等、用途が拡大しております。

東レナイロン微粒子の優れたポイント

■ナイロン12真球状微粒子

  • 真球状(平滑な表面)
  • シャープな粒度分布
  • 独特のしっとりとした感触(化粧品への高級感付与)
  • 良好な滑り性と伸び
  • 165°Cの融点
  • 比重が1.02
  • 多様な用途:化粧品、複合粒子、インキ添加剤、塗料改質剤、その他改質剤
  • 平均粒径 5ミクロン、10ミクロンの2タイプ

※ナイロン微粒子以外にも、PPS微粒子やPA6微粒子を3Dプリンタ用造形材料として展開しております。
詳しくは「東レケミカル製品サイト」をご覧ください。

製品取扱い上の注意

安全上の注意点

1.東レナイロン微粒子を取扱う場合は当社の製品安全データシート(SDS)を必ずお読み下さい。

2.東レナイロン微粒子は、体内埋め込み用途を含む医療用途では使用しないでください。

取り扱い上の注意

1.東レナイロン微粒子は、乾燥された状態で梱包されております。開封時に粉が舞う可能性がございますので十二分に注意して開封して下さい。

グレード一覧

樹脂特徴平均粒径グレード
ナイロン12 真球状 5µm > SP-500
真球状 10µm > SP-10