緩衝性が優れている

動的緩衝特性

トーレペフ™は半硬質の圧縮特性をもっているので、衝撃時軟質ウレタンフォームのように底づきすることはなく、また弾力性にすぐれているのでポリスチレンフォームのように脆性破壊することはなく、きわめてすぐれた緩衝材として注目されております。図1に、くり返し衝撃による緩衝性の変化を示します。トーレペフ™は数十回の度重なる衝撃に対しても緩衝性はほとんど変化せず、この点従来緩衝材として広く使用されているポリスチレンフォームには認められない大きな特長を有します。図2には動的緩衝特性曲線(C-P曲線)を他の緩衝材と比較して示します。

  • トーレペフ™のくり返し衝撃による緩衝性の変化

    実線:トーレペフ™30060融着品 厚さ54mm,W/A=15KPa
    点線:ポリスチレンフォーム(ρ=0.031),厚さ60mm, W/A=15KPa
    図1 トーレペフ™のくり返し衝撃による緩衝性の変化

  • 図2 トーレペフ™の動的緩衝特性曲線

    衝撃間隔1分間で5回連続下衝撃を与え、5回の平均値から算出。30倍発泡品
    *本データは特定条件下で得られた測定値の代表例です。数値は規格として利用できません。
    図2 トーレペフ™の動的緩衝特性曲線