セーフティ(安全)

自動車における衝突安全性は、乗員や歩行者の命を守るために欠かせない要素です。事故時の衝撃を吸収・分散する部品の設計には、軽量で高強度な樹脂素材が求められており、東レはこれに対応する革新的な樹脂製品を提供することで安全性向上に貢献しています。安全基準の厳格化が進む中、衝突時のエネルギー吸収性や耐久性を兼ね備えた材料の開発を通じて、安心・安全な自動車運転の実現を目指します。

エアバックリテーナー

エアバッグリテーナーは、衝突時にエアバッグを正確に展開し、乗員の命を守ります。近年、軽量化と高強度の両立が求められ、新素材やリサイクル樹脂の活用が進んでいます。東レはこうしたニーズに応える製品開発により、安全性向上と環境負荷低減に貢献します。

グレード

U118G 40

樹脂エアバッグリテーナーに必要な衝撃吸収特性を発現するため、ナイロン樹脂特有の靭性と高強度を両立したグレードです。すでに一部の車種で採用が進んでおり、今後の展開が期待されています。

衝撃吸収部品

衝撃吸収部品は、自動車衝突時における大きな衝撃(エネルギー)を吸収する役割を果たします。近年、従来の金属材料に代わり、軽量な樹脂材料が使われるようになってきています。東レは衝撃吸収部品に適した樹脂材料を提供することで、歩行者・乗員の安全性向上、車両高電圧部品や電池、燃料タンクなどの重要保安部品の保護に貢献します。

グレード

8207X05

衝撃吸収部品に最適な高エネルギー吸収材料です。PBTの耐薬品性や成形性はそのままに、東レ「ナノアロイ®」技術を適用してクラッシュパッドに必要な優れた耐衝撃性の発現を達成しました。また東のCAE解析による設計支援が可能でありシュミレーションによる最適形状検討に貢献いたします。