東レPPS樹脂トレリナ™の特徴

Ⅰ. 耐熱性

長期耐熱性が極めて優れており、200~240℃の連続使用に耐えます。また短時間であれば260℃以上の高温にも耐えます。

Ⅱ. 機械強度

融点約280℃、ガラス転移温度約90℃、熱変形温度は260~270℃であり、高温下でも高い強度を有し、耐クリープ性にも優れます。

Ⅲ. 耐熱水性

吸水率が低く、熱水下でも高い強度を有します。

Ⅳ. 耐薬品性

酸やアルカリ、各種有機溶剤への耐性が高く、フッ素樹脂に次ぐレベルです。

Ⅴ. 難燃性

難燃剤を添加しなくとも高い難燃性を有します。

Ⅵ. 電気特性

高湿、高温下でも優れた電気特性を示します。

Ⅶ. 寸法安定性

耐熱性、耐水性、耐薬品性が優れるため種々の環境下で優れた寸法安定性を示します。

Ⅷ. 成形性

流動性に優れるため精密成形部品の射出成形も可能です。